日本舞踊の起源は
神話の時代
「日本書紀」には、天照大御神(アマテラスオオミカミ)が引き籠ってしまった天岩戸の扉を開こうと、天鈿女命(アメノウズメノミコト)という女の神様が、岩戸の前で桶を伏せて踏み鳴らし踊ったとあります。
約400年前に巫女達がお守りを売るために、数人のグループを作り鐘を鳴らして踊った「念仏踊り」が日本舞踊の元になったと伝えられています。その中で最も目立っていた出雲のお国、これが現在の歌舞伎の元祖となりました。
「日本書紀」には、天照大御神(アマテラスオオミカミ)が引き籠ってしまった天岩戸の扉を開こうと、天鈿女命(アメノウズメノミコト)という女の神様が、岩戸の前で桶を伏せて踏み鳴らし踊ったとあります。
約400年前に巫女達がお守りを売るために、数人のグループを作り鐘を鳴らして踊った「念仏踊り」が日本舞踊の元になったと伝えられています。その中で最も目立っていた出雲のお国、これが現在の歌舞伎の元祖となりました。
西川流が最初に歴史に名を見せるのは、約300年前、初世西川仙蔵は、能の囃子方から歌舞伎の鳴物師になり、やがて踊りの振付師に転じ、宗家西川流を創設したといわれています。四世の時代、高弟であった西川仁蔵は名古屋にわたり、別派をたて、名古屋西川流の家元として、初世西川鯉三郎を名乗ります。
天保12年(1841年)初世西川鯉三郎は、西川流家元となり、その基礎を固めます。能・狂言の長所を取り入れ、独特の作風を生み出しました。
初世没後は、理事会で流儀を守り、その高弟の一人西川石松の孫の志津と結婚したのが、歌舞伎界で天才と呼ばれた六代目尾上菊五郎の門弟、尾上しげる(後の二世家元西川鯉三郎)でした。
昭和16年二世家元西川鯉三郎を襲名。昭和20年に、舞踊の長期公演である「名古屋をどり」をスタートさせた。西川流独自の「舞踊劇」を確立、生涯の中で約3000曲の作品を手掛けた。
天保12年(1841年)初世西川鯉三郎は、西川流家元となり、その基礎を固めます。能・狂言の長所を取り入れ、独特の作風を生み出しました。
83年、西川流三世家元となる。
「名古屋をどり」の主催をはじめ、日本舞踊だけにとどまらず、各舞台の振付、出演、指導等の他、ラジオ、テレビ、新聞など幅広く活動する。
一般財団法人西川会理事長として、日本舞踊の調査研究・普及に力を入れ、2度のアメリカ公演の実現を果たす。
また中京大学名誉教授・湯浅景元氏と研究で、“日本舞踊を用いた健康運動”NOSS(ノス〜日本おどりスポーツサイエンス)を開発。2017年に一般社団法人日本舞踊スポーツ科学協会(通称・NOSSノス協会)の設立理事長となり、広く一般の人々への普及に力を注いでいる。
著書…下ろし時代小説、「兄者~義経の怨霊」エッセイ集「にんげん見本帖」など
平成26年に四世家元を継承したのは、右近の長男・西川千雅(現家元)です。
幼稚園より高校まではアメリカンスクール、92年にNYの美大スクールオブビジュアルアーツ卒業。帰国後日本舞踊家として本格的に活動開始。舞踊活動、指導のほか、舞台、ドラマにも出演、プロデュース等を行う。
これまでにっぽんど真ん中祭り、愛知県観光PR団体「あいち戦国姫隊」、岡崎市PR武将隊、名古屋市事業「やっとかめ文化祭」プロデュース。2016年国民文化祭あいち総合プロデューサー。2019年、料亭河文にて行われたG20外相会議文化事業にて舞踊披露など、様々な部門での活動。
藤田医科大学・医療科学科修士取得。名古屋外国語大学客員教授。愛知淑徳大学非常勤講師。
約170年の歴史を持つ西川流は日本舞踊の五大流派のひとつとよばれ、日本舞踊界でも初期のころに誕生した流派です。歴史を大切にしながら、その時代に合わせようという気持ちを強く持っています。
いつも新しい物や新しい人をクリエイトしながら伝統を残そうとしている流派です。
「名古屋をどり」は昭和20年9月第二次世界大戦終戦の年に名古屋宝塚劇場(伏見)にて第1回が開催されました。名古屋に進駐軍が来る前に行われた、全国的にみても“最初の復興公演”と言えます。
第2回は御園座再建を待って2年後の昭和23年11月25〜30日に行われました。その後は毎年開催いたしましたが、昭和36年には御園座が焼失、公演も中止になり、令和2年の今年はコロナ感染症予防対策のため、第73回公演の」中止が決まりました。
「名古屋をどり」は常に地元住民の皆様と一緒に歩んでまいりました。舞踊家、衣裳、かつら、大道具、照明音響など、地元の団体が集まって公演を作っています。皆で力を合わせて、次回開催の折には“人々の復興の公演”として人々に希望を与える舞台となりますよう一同努力して参りますので、今後ともご支援のほど心よりお願い申し上げます。
5歳で初舞台。15歳で西川流苗字内となる。
毎年5月西川流「ひな菊会」9月西川流「名古屋をどり」出演の他、1990年~1998年まで東京において海外留学生に日本舞踊の指導を行う。現在は、家元補佐として名古屋で活動の他、NOSS(日本・おどり・スポーツ・サイエンス)の指導も行う。
日本の伝統芸能と言うと、堅苦しく感じるかもしれません。
けれど、着物を着て出かける、人に会うお話をする。
そんな日常生活の中に、ほんの少し日本舞踊のエッセンスを取り入れてみませんか?
日本舞踊のお稽古で学ぶ、礼儀作法や立ち居振る舞いを日常に織り込んで下さい。
さらに、楽しく踊ることで、ご自身の健康を管理するここが可能です。
オンラインでのお稽古は、自宅で気軽に着物の着付けや基本動作など、簡単な曲を踊ることから学ぶことができます。Zoomでお稽古いたします。レコーディングをして、お稽古後に繰り返し自主練習可能です。
日本舞踊を学びたいけれど、時間的に通うことが難しい。そんな場合は自宅にいながら日本舞踊のお稽古ができます。
オンラインの体験は、浴衣など着物がない場合でも動きやすい洋服で気軽に。また扇子がなくても、日本舞踊独特の動き、すり足、手の使い方などから、ごく簡単な舞踊を体験していただけます。
コロナの影響などで、公共の交通機関を使いたくない。また家で過ごす時間を有効に使いたいなど、状況に合わせてオンライン稽古をしていただけます。
通常のお稽古は、西川流家元のお稽古場で、本格的にお稽古をいたします。
浴衣・着物の着付けから、正座でのご挨拶、すり足、立ち座りなど、基本動作から日本舞踊を学んでいただきます。
初心者の方から、日本舞踊の身体の使い方を学び、短い曲に合わせた日本舞踊を習得していただきます。
日本舞踊の始まり、現代への流れ、歌舞伎や能・狂言などとの関係。日本舞踊を踊るときに使われる楽器の知識、舞台のことなどいろいろな知識を学べます。
扇子・うちわ・手ぬぐい・傘・もち枝など、踊る曲に合わせた小道具の扱い方を学びます。
日本舞踊 西川流家元事務所
〒466-0832 愛知県名古屋市昭和区駒方町2丁目66−1 一般財団法人 西川会
52-831-7106
★オンラインの場合、zoomのテストを事前(別日または、当日)にいたします。
(カメラ、音の状況、スペース等の確認)前もってzoom招待のためのURLをメールでお知らせいたします。
★通常お稽古の場合 着替え、着物の着付け指導またはお手伝いが必要な方は、お約束の時間の20分~30分前にお越しください。着物でのご来館も可能です。